【当店クラシフィカドールのコメント】

フルーティーで完熟チェリーやピーチをイメージする甘い香り。
シルクのような飲みくちに、
ライムやカラマンシーを想わせる明るい酸味。
トロピカルフルーツやカラメルのような甘みと、
レッドワインやブラックチェリーを連想するコクの余韻。

エチオピア初のカップオブエクセレンス。記念すべき第1回目、全28ロットの素晴らしいコーヒーが並ぶ中、皆様におススメしたいロットを落札することができました。

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【Cup of Excellenceでのカップ評価】

Aroma/Flavor: Sweet cherry, amber honey, mix citrus peel, cacao, dark chocolate, brown sugar, peach, tropical fruit black cherries black fruit bright acidity refined, fruits, improving hot to cold, caramel.
Acidity: Silky acidity, structured green grape, malic, tartaric.
Other: Black tea, nectarine, round balanced, round body.

　エチオピアCOEと落札ロットについて

カップ・オブ・エクセレンスとは、その年に収穫されたコーヒーの中から最高品質のものに送られる賞で、中南米を中心に各国でコンテストが行われています。国内予選を勝ち抜き、国際審査会により風味・品質に焦点をあて、ユニークで稀有なコーヒーとして評価されたわずかなコーヒーだけが『Cup of Excellence』の称号を授与されます。そして栄えある入賞コーヒーは国際オークションにかけられ、生産者は評価に応じた正当な対価を得ることが出来ます。

2020年はCOEがコーヒー発祥の国エチオピアで初めて開催された記念すべき年になりました。珈琲問屋では第10位入賞コーヒーの香味に魅了され、ぜひ多くの方に飲んでいただきたく同ロットを全量落札いたしました。

タデーレ デマイズ トーラー氏は15人の子供(男4人、女11人)をもつ西アルシ地域のコーヒー農家です。彼は小さい頃から農園で育ち、父から伝統的な生産方法を教わりました。現在はウォレダ農業事務局に近代的な生産方法(コーヒー農園の経営、ナチュラルプロセス、乾燥方法など)を教わり、支援を受けながら家族とともにコーヒー生産に励んでいます。

今回のカップ・オブ・エクセレンスで彼のコーヒーは88.89点を獲得し第10位に入賞。「私たちの努力が報われて本当に嬉しいです」と語りました。