酸味 |
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ジャスミンやナッツ、オレンジのような上品で甘い香り。
クリーミーなのみくちに、摘みたてのグリーンアップルやマンダリン、レモンのような瑞々しく甘みのある酸味。
チョコレートやシャンパンを想わせる上質なコクと苦み。
Classificador Comment
もともとの生産量や日本への流通がとても少ない、希少なコーヒーが入荷しました。
この機会にぜひ、繊細で上品な幻のコーヒーをお楽しみ下さい。
もしかしたらナポレオン1世も口にしていたかも・・・そんな夢のあるコーヒーです。
絶海の孤島、英国領セントヘレナ。
かつてコーヒー農園を所有していた東インド会社の記録によれば、1732年にイエメンのモカ港からこの島にコーヒーが持ち込まれ、バンブーヘッジ地域でコーヒー栽培が始まったそうです。
翌19世紀になるとこの島は“ナポレオン最期の地”として歴史に刻まれることになります。
ナポレオン1世は1815年10月から1821年5月に死亡するまでの6年間をこの島に幽閉され、島中央のロングウッドハウスで過ごしました。ナポレオンの死後、ロングウッドハウスはイギリス東インド会社に戻され、王室財産になりましたが、1858年に有償でフランス政府に引き渡され、現在はフランス政府が所有する博物館となっています。
ナポレオンがこの地で栽培されたコーヒーを称賛していたことで、セントヘレナ島のコーヒーは西洋から注目されていました。
1839年に島でコーヒー栽培をしていたジョージ・ウィリアム・アレクザンダーがロンドンにコーヒーを送り、その品質の高さから、1851年に開催された第一回ロンドン万国博覧会のクリスタルパレス(水晶宮)でプレミアアワード(最高賞)を受賞しました。
この時の豆がまさにこの「バンブーヘッジ農園」の豆でした。
現在、同島のバンブーヘッジ農園とランガムス農園を所有するのは、セントヘレナ島最古の会社であるソロモン・アンド・カンパニー。
1790年にソール・ソロモンが創業し、セントヘレナにおいて、観光、ホテル、海運、卸売、小売、保険、サービス、不動産など様々な分野に携わっています。
バンブーヘッジ農園からのコーヒーは、時を越えて歴史を追体験できる、またとない一杯になるかもしれません。
豆の見た目もその味わいも、とても気品のあるコーヒーです。存分におたのしみください。
生産国 | 英国領セントヘレナ |
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生産者 | ソロモン・アンド・カンパニー |
農園 | バンブーヘッジ農園 |
地域 | バンブーヘッジ |
標高 | 720m |
年間雨量 | 3,000mm |
収穫時期 | 10〜2月 |
品種 | グリーンチップブルボン |
精製方法 | ウォッシュド |
乾燥方法 | 天日乾燥 |
スクリーン | 18+ |
珈琲問屋ではすべてのコーヒー豆が100gから生豆でもご購入が可能です。 こちらの銘柄もお得な生豆1kgパックで販売しております。
コーヒーには奥深い魅力があり、同じコーヒー豆でも焙煎度合により、様々な香りや味わいをお楽しみいただくことができます。 焙煎が浅ければ酸味が強調され、香りは軽やかになります。深くなると酸味が隠れ苦みが増し、香りは重たくなります。
おすすめの焙煎具合は、ミディアムローストです。
ミディアムでなら、このコーヒーがもつ高貴な香味をバランスよく味わえます。
自家焙煎される方にとっては、ナポレオンが愛したこのグリーンチップブルボンは、貴重な体験になると思います。
粒ぞろいでたいへん焙煎しやすいので、お好みの煎り加減との出会いをお楽しみください。
抽出する器具に合わせた挽き方をご指定頂くことが、コーヒーを美味しく抽出する近道といえます。
※もちろん豆のままでもご購入いただけます。通常価格 | 8,000円(税込) |
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在庫 | × |
商品コード | 20366 |
限定品 英国領 セントヘレナ バンブーヘッジ農園
ジャスミンやナッツ、オレンジのような上品で甘い香り。 クリーミーなのみくちに、摘みたてのグリーンアップルやマンダリン、レ...