【当店クラシフィカドールのコメント】

ジャスミンやブラックチェリーを感じるエレガントな香り。
グレープフルーツやレモンピール、かぼすのような酸味と苦み。
さくらんぼやピーチを想わせる甘さに、
カカオやレッドワインを連想するコクとジューシーな余韻。

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【Cup of Excellenceでのカップ評価】

Aroma/Flavor: Floral, Peach, Honey, Milk Chocolate, Blackberry, Brown Sugar, Cherry, Dark Chocolate, Dried Fruit, Jasmine, Lemon, Lemon & Lime, Melon, Mild, Orange, Plum, Stone Fruit, Vainilla.
Acidity: Lemon & Lime, Black Cherry, Citric Acid, Citrus Fruit, Grape, Pineapple, Structure.
Overall: Cinnamon, Lively acidity and sweet finished, Sweet finish.

　サン クリストバル農園について

農園主の祖父であるクリストバル氏は、60年以上前にコーヒーを植え始めました。そこから始まったコーヒー愛は世代を超えて受け継がれ、現在は17haの農地へと拡大していきました。農園では、コーヒーだけでなく数種類のバナナや桃なども栽培されています。

マイクロミルが農園内に設置されたことで、サン クリストバル農園は高品質のコーヒーを生産できるようになりました。精製処理を向上させることができるのはもちろん、ミルを情報発信の拠点とすることで自農園のコーヒーの品質をアピールすることができるようになりました。栽培品種はCaturra やCatuai、Villa Sarchiなども植えられますが、今回出品されたのはケニアの研究所で開発されたとされるSL-28です。

農園主のダニーロ氏は「Caf de Altura de San Ramn」というコーヒー協会に参加しています。当協会は2004年に立ち上げられ、コスタリカ全域のコーヒーを中心地のサン・ラモンに集めて生産処理をおこないます。また、流通の効率化にも携わっており、COE出品ロットのような少量のロットだけでなく、残りの生産分のコーヒーの販路もこのような協会が確保してくれています。当協会は、500の生産者と連携してコーヒー栽培の知識を普及し、生産者のコーヒーをスペシャルティ市場に出す手助けをしています。

このようにコスタリカではマイクロミルへの支援が手厚く、高品質なコーヒーが生産される土壌が形成されてきました。今後の展望として、良質なコーヒーをつくるための努力を絶え間なく重ねていき、一家に代々伝わるコーヒー愛を守っていきたいと話しています。