【当店クラシフィカドールのコメント】

ジャスミンやプラム、バニラを感じる華やかでほんのり甘い上品な香り。
滑らかな飲みくちに、グリーンアップルやピーチをイメージするやわらかな酸味。
はちみつやチョコレート、レッドワインを連想する甘さと複雑なコクの余韻。

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【Cup of Excellenceでのカップ評価】

Aroma/Flavor: Jasmine, Plum, Bakers Chocolate, Berry, Black Currant, Black Tea, Caramelized, Cherry, Chocolate, Citrus, Floral, Green Pepper, Honey, Jasmine Honeysuckle, Kiwi, Lemon candy, Lime, Lime peel, Lychee, Mandarin Orange, Melon, Orange, Papaya, Peach, Syrupy, Tangerine, Yellow apricot.
Acidity: Citric Acid, Malic Acid, Bright, Complex, Green Apple, Multiple fruit acid, Sweet.
Overall: Citrus, Fine, Floral, Lime peel, well balanced adicity and body, clove.

　エチオピアCOEと落札ロットについて

カップ・オブ・エクセレンスとは、その年に収穫されたコーヒーの中から最高品質のものに送られる賞で、中南米を中心に各国でコンテストが行われています。国内予選を勝ち抜き、国際審査会により風味・品質に焦点をあて、ユニークで稀有なコーヒーとして評価されたわずかなコーヒーだけが『Cup of Excellence』の称号を授与されます。そして栄えある入賞コーヒーは国際オークションにかけられ、生産者は評価に応じた正当な対価を得ることが出来ます。

2020年はCOEがコーヒー発祥の国エチオピアで初めて開催された記念すべき年になりました。その翌年開催のCOEで2年連続入賞を果たしたのが今回お届けするコーヒーです。

農園主のビルハヌ氏は2005年からコーヒー生産を始めました。エチオピア南部のオロミア州にある、Ararso kebele地区の小さな面積から始めて、家族と共に栽培しています。「この地区では誰もコーヒーを栽培しようとしなかった。私はこの地域で初めてコーヒー栽培に成功した」とビルハヌ氏は語ります。約11haの農園で標高は1,958〜2,130m、品種は74158種と74110種を育てています。2021年は過去最大となる27,000kgの収穫量でした。農園内に水洗処理場を設置し、ほとんどのコーヒーは水洗式で作り、今回出品したような特別なロットだけナチュラルプロセスで精製しています。

コーヒーの売り先はECX(The Ethiopia Commodity Exchange)および輸出業者です。2000年開催のCOEでは第4位に入賞したことで、世界の注目を集め、国際市場に進出することができました。「限定ロットをドイツのコーヒー会社にとても良い値段で売ることができた」と満足しています。