東ティモールの主要輸出作物!
長き紛争の影響から復興中の東ティモール。政府の支援やNGOの協力、現地農協による指導などにより、近年高品質なコーヒーが生産され始めています。今回届いたのは、中央部の山岳地帯にあるアイナロ県から国内最大の農協が仕上げた限定品『 東ティモール アイナロ ウォッシュド 』です。
21世紀の新しい独立国からの、やさしい甘さとコクの余韻が印象的なコーヒーをぜひお楽しみください。
共存共栄
シトラスやバニラを感じる香り。
ラズベリーやグリーンマンゴーのような爽やかさにブラックティーやピールを連想する軽やかな苦み。
キャラメルや白ワインを想わせるやさしい甘さとコクの余韻。
アイナロ ウォッシュドについて
東ティモールは、オーストラリア大陸の北西に位置するティモール島の半分を領土とする国で、2002年に独立したばかりの比較的新しい国家です。ティモール島は環太平洋火山帯の一部であり、その土地の約6割は山岳地帯が占めています。また高温多湿の熱帯性気候をもち、多数の固有な動植物が生息する豊かな自然にあふれています。
東ティモールの主要産業の一つとしてコーヒー生産が盛んに行われています。特にアイレウ県やアイナロ県のような中央部の山岳地帯では、最適な昼夜の寒暖差と農薬を使わない伝統的な栽培によって育てられたコーヒーは良質な風味を生み出します。
今回届いたコーヒーは、農家によるコーヒーチェリーの収穫後、1994年に設立し国内最大の農業協同組合である「Cooperativa Café Timor(CCT)」が輸出までの加工を一貫管理しています。高い品質のコーヒーを輸出するために、収穫は完熟豆のみを手摘み、袋詰め前に手選別での欠点豆除去を欠かしません。
農協では献身的に農家の栽培地のケアも実施し、毎年約3,000の農地で古木対策、苗木やシェードツリーの植え替えが行われています。土壌改善にも取り組み、有機肥料を生成し供給しています。また生産者への健康面のサポートも行っており、7つの診療所を運営して無料の医療サービスを提供しています。
シトラスやバニラを感じる香り。ラズベリーやグリーンマンゴーのような爽やかさにブラックティーやピールを連想する軽やかな苦...