セラード地域だから出来る、長い乾季を活かした樹上完熟!
樹上でコーヒーチェリーが熟した後、ついたままの状態で乾燥させる『樹上完熟』。セラード地域では雨季と乾季がハッキリと分かれているため、このような収穫方法が可能です。また味わいも「甘みが増し、マイルドになる」というメリットがあります。
その人気のコーヒーを安定的に供給できる形がこちらの『 セラード 樹上完熟豆 晩秋摘み 』になります。セラード地域の協力農家から都度カップ品質で最良のロットを選定し採用しています。バランスに優れた豊かな味わいをぜひお楽しみください。
ドライ・オン・ツリー!
グリーンアップルやローストナッツを感じる香り。
クリーミーな飲みくちに、カシスやクランベリー、プラムのようなジューシーさと、ピュアココアやナツメグをイメージする軽やかな苦み。
メイプルシロップやチョコレートを連想するやさしい甘さとコクの後味。
セラード高原と樹上完熟豆
かつて不毛の大地だったセラード地域は標高1,000mほどの高原地帯です。この土地の改良には1970年代の日本からの農業開発協力も貢献したと言われています。灌漑設備の導入や施肥や輪作、強酸性土壌を石灰投入により中和するなどして農作物が育つようになり、今や南半球最大の一大穀倉地帯として生まれ変わりました。そしてセラードコーヒーの生産地としても世界に知られています。
セラード地域では雨季と乾季がハッキリと分かれているため、樹上で完熟チェリーの乾燥を進めるという珍しい方法が可能です。この時期に雨に降られるとダメージが出る可能性があり、ほかの生産地では樹上で乾燥させることは難しいといわれています。
本来、樹上でチェリーをそのまま乾燥させることは木に負担を与えるためおこなわれず、収穫時期のタイミングの遅れなどの事情によって生産されるケースがありましたが、樹上完熟コーヒーは味わいにメリットが生じるため、現在は計画的に樹上で乾燥するのを待って収穫するという生産者もいます。
グリーンアップルやローストナッツを感じる香り。クリーミーな飲みくちに、カシスやクランベリー、プラムのようなジューシーさ...