珈琲問屋社長が現地で直接買い付け!
長いコーヒー栽培の歴史があり、コーヒー文化が根付いている国フィリピンで2025年5月に開催された同国最大級のコーヒーイベント「フィリピン・コーヒー・エキスポ (PCE) 」。この会場で珈琲問屋社長が直接買い付けしたオークションコーヒーが届きました。PCQCという品評会でアラビカ種/小農家部門に輝いたカルメリノさんの入賞ロット『 フィリピン PCQC2025 カルメリノ 』です。
社長による現地買い付け品は、滑らかな飲みくちのジューシーなフルーツ感たっぷりの瑞々しい一杯に仕上がっています。フィリピンTOPレベルの実力に驚く一杯にきっとなるはずです。ぜひ存分にお楽しみください。
シトラスやプラムのようなジューシーさと、まろやかな渋み
【当店クラシフィカドールのコメント】
キャラメルやオレンジブロッサムを想わせる繊細な香り。
滑らかな飲みくちに、シトラスやプラムのようなジューシーさとブラックティーや柿をイメージするまろやかな渋み。
カカオやブラウンシュガーを連想するコクとやさしい甘さの余韻。
【PCQCでのカップ評価】
Overall: Black Tea, Brown Sugar, Citrus Fruit Acidity.
PCQCとフィリピンコーヒーについて
「フィリピン・コーヒー・クオリティ・コンペティション」(PCQC) は、政府、民間セクター、そしてドナー資金によるプロジェクトの支援を受け、フィリピンの最高品質コーヒーを国内外の市場に発信し、生産者、市場関係者、そして消費者の利益のために毎年開催されるイベントです。PCQCの目的は、フィリピンで最高のスペシャルティコーヒーを選定し、生産者のコーヒー品質向上を促すとともに、コンペティションの結果とその後のオークションを通じてこれらのコーヒーがスペシャルティバイヤーに認知されることで、市場へのアクセスを向上させることです。
PCQC2025はアラビカ種の農園部門(2農園が入賞)と、農地5ヘクタール以下の小農家部門(12農家が入賞)、ほかにもロブスタ部門で品評会がおこなわれ、フィリピン・コーヒー・エキスポ (PCE)の期間中に入賞者の表彰や入賞ロットのオークションが開催されました。
フィリピンのコーヒー栽培の歴史は長く、スペイン領だった18世紀の半ばに導入されました。首都マニラがあるルソン島の北部コーディリエラ行政地区の各州にはアラビカ種の生産地域が広がっています。超小規模農家が伝統的製法でコーヒーを精選・乾燥し、主に水洗式で仕上げています。今回当店が販売しますオークションコーヒーは、フィリピン南部のミンダナオ島ブキドノン州からエントリーされ、入賞を果たしました。スクリーンサイズ14〜15が中心の、とても丁寧に仕上がっているジューシーな逸品です。
キャラメルやオレンジブロッサムを想わせる繊細な香り。滑らかな飲みくちに、シトラスやプラムのようなジューシーさとブラック...